冠婚葬祭の時以外も和服を着ないともったいないと思ったけれど、着物や浴衣を着るたびに美容室で着付けてもらっていては着付け代がもったいないので、思い切って着付け教室に通い始めました。
自分で着ることができれば、いつでも好きな時に楽しめます。
そんな軽い気持ちで着付け教室に通い始めて5年が過ぎ、もちろん自分で着ることもできるようになったし、誰かに着せることもできるようになりました。
冠婚葬祭で和装する人のために着付けを手伝いに行くこともあり、当初の予定とはだいぶ違いますが、和服を目にする機会は多くなりました。
しかし、実際に自分で着るのはせいぜい夏祭りの時の浴衣と、着付け教室でできた友人と遊びに行く時の着物ぐらいです。
何でもない日常に着物を着る機会を作ることは思った以上に難しかったです。
それでも着付け教室に通う前に比べれば、その頻度は大幅にアップしたと言えます。
ついには、着物で接客する小料理屋でバイトをすることになり、何気に和服と触れ合っています。